「後で読もう」
「大事そうだから、とりあえず取っておこう」
「期限はまだ先だから、近くなったら回答しよう」
このように、書類の整理を後回しにして、紙にうもれた生活になっていませんか?
ポストに届くチラシ、学校のプリント、保険や銀行からのお知らせ、家電の保証書……どれも「あとで必要になるかも」と、静かに重要性を訴えてきます。なかなか捨てられず、気づけば机や棚の上に紙の山ができている人もいるのではないでしょうか。私もそのひとりでした。
そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する『図解 紙片づけ』です。私が実際にやってしまった失敗談もあわせてご紹介します。
私の失敗談
私が「書類を整理しよう!」と思って購入したのが100均の書類ケース。
A4サイズで、上に積み重ねられるもの。ジャンル別に分類しようと一度に3個買いました。
省スペースで便利そうと思いましたが、これが大失敗。
寝かせる収納は、いちばん上しか中身が見えません。「あの書類、どこだっけ……」と、毎回ケースを開けて探すはめに。片付けたつもりが、探す時間ばかり増えていきました。
『図解 紙片づけ』には、このような記述があります。
紙は寝かせたら最後、その上にどんどん積み重なっていき、迷宮入りします。
まさに私がやってしまっていたことでした。
紙は寝かせず、立てて収納する。紙の整理にあたって大切なポイントです。
私がしている対策
本を読んで見直した、我が家の紙対策もご紹介します。
ポストにチラシ撃退シールを貼る
ひとつめは、そもそも家に不要な紙を入れないこと。我が家のポストに「チラシ不要」のシールを貼りました。毎日投函されるチラシは、1枚あるだけでも「要る・要らない」のチェックは意外と面倒なものです。シールを貼ることでチラシが入らなくなり、無駄な時間が減りました。シールを貼るひと手間で済むので、ぜひ試してもらいたいです。
紙で保管せずに入力する
ふたつめは、紙ではなく、スマホ内にデータで保管することです。提出物や支払いなど、締め切りが書かれた大切な紙は、締切日をスマホのカレンダーに入力します。特に重要なものは、リマインダーも設定しておくと安心です。情報さえ移してしまえば、紙そのものは手放せます。
ふたつのポイントを意識して紙を減らし、それでも残る紙は、立てて収納するようにしました。この流れができてから、書類を探し回ることがなくなりました。
ファイリング術は、無理のない範囲で
この本のメインは、紙を分類して、立てて管理するファイリング術です。考え方から手順まで、図解で分かりやすく解説されています。
実は私、ファイリングに挑戦して挫折した経験があります。細かく分類しすぎて、管理そのものが面倒になってしまったためです。本書では紙を6つのカテゴリーに分類しています。これなら、私にも無理なく始められそうです。詳しく知りたい方は、ぜひ本書をお手に取ってみてください。
本書のとおりに全部やろうとしなくても、自分に合うところだけ取り入れるのでもいいと思います。無理なく続けられる習慣が大切です。
巻末の「逆引き大索引帖」が便利
この本で気に入っているのが、巻末の逆引き大索引帖です。
- ねんきん定期便
- 住宅ローンの紙
- 給与明細
このような「この書類は、どうすればいい?」と迷う紙の対処方法を、索引から探すことができます。読み終わった後も、手元に置いて使えます。
つい机や棚の上にポンと置いてしまいがちな書類たち。この本を読めば、その「つい」をなくすことができます。
「後で片付けよう」と紙の山を作っている方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。



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