クローゼットには服がたくさんあるのに、いざ着ようとすると「着る服がない」。そんな経験はないでしょうか。
新しい季節がくると、新しい服がほしくなります。店頭に並ぶ明るい色や旬のデザインを見ると、つい手が伸びてしまうもの。けれど勢いで買った服は、気づけばタンスの奥で眠っていた、ということも少なくありません。
そこで今回は、服を買う前に自分へ問いかけたい5つの質問をまとめました。「本当に活躍する一着」を選ぶための判断材料として、使ってみてください。
何ヶ月着られる服か
その服を着られる期間を、具体的に思い描いてみます。
特に季節の変わり目の服は、着られる期間が意外と短いもの。近年は春や秋が短くなり、薄手の羽織りものを着られる時期はあっという間に過ぎていきます。一方で、季節をまたいで着られる服や、長いシーズン活躍する服は、それだけ一着あたりの満足度が高くなります。
短い期間でもどうしても着たい、という場合は別ですが、一度立ち止まって「これは何ヶ月着られるかな」と考えるだけで、衝動買いはグッと減ります。
何回くらい着る予定か
買う前に、その服をどんな場面で着るのか整理してみます。
平日は仕事着、休日だけ普段着という生活なら、普段着の出番は月に8回ほど。仮に1シーズンだけ着るとすると、思っているより着る回数は少ないかもしれません。仕事着なのか、普段着なのか、その両方で使えるのか、特別な日用なのか。着る回数で考えると、「思ったより出番が少ないかも」と気づけることがあります。
手持ちの服と3通り組み合わせられるか
新しい服を選ぶときは、手持ちの服と最低3パターン組み合わせられるかを基準にしています。
組み合わせが3つ思い浮かばない服は、どんなに素敵でも出番が少なくなりがちなので、思いきって見送ります。頭の中で組み合わせを考えるのが難しければ、クローゼット管理アプリでシミュレーションするのも一つの手です。
気温差に対応できるか
一日の中で気温差が大きい季節は、服装選びに迷います。だからこそ、重ね着や羽織りもので体温を調整できる服が重宝します。
薄手のカーディガンやシャツは、朝晩の冷え対策になり、暑い時間帯は脱いで調整できます。インナーとしても使えるトップスや、季節をまたいで着られる素材を選ぶと、着られる期間も自然と長くなります。一つの服で長く使えると、それだけ元が取れる一着になります。
自宅で洗えるか
意外と見落としがちなのが、お手入れのしやすさです。
気軽に洗えない服は、汚れを気にして着るのをためらいがち。クリーニングが必須の服は、出す手間や受け取りのタイミングも含めて管理に手間がかかり、結果として出番が減ってしまいます。
反対に、自宅で洗える服は汚れを気にせず日常的に着られます。買う前に洗濯表示を確認したり、シワになりにくい素材を選んだりするだけで、お手入れの負担は大きく変わります。
まとめ
5つの質問は、買い物を我慢するためのものではありません。本当に活躍する一着を選ぶためのものです。
- 何ヶ月着られるか
- 何回着る予定か
- 手持ちの服と組み合わせられるか
- 気温差に対応できるか
- 自宅で洗えるか
この5つを意識するだけで、クローゼットは「よく着る服」が中心の、すっきりした状態に近づいていきます。
次に服を買うときに、この質問を思い出してもらえたらうれしいです。


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