
きちんと収納しているはずなのに、なぜか片付かない……
このように感じたことはありませんか?
以前の私は、「片付けているのにものが減らない」と思っていました。
すっきりした部屋にあこがれて、衣装ケースやファイルボックスを統一して棚にきっちり並べても、なぜか暮らしはごちゃごちゃのまま……
片付かない原因は、収納グッズかもしれません。
ものを減らすと、使わなくなった収納グッズが余りました。
「まだ使えるのにもったいない」と思いましたが、それらも手放してみると、片付けやすさが変わったのです。
今回は、私が収納グッズをあえて減らすことで得られたメリットを4つご紹介します。
収納グッズを減らすメリット① ものが取り出しやすくなる

棚の中に収納グッズがびっしり並んでいる状態を、想像してみてください。
一見整って見えますが、扉のある棚にフタ付きの収納ボックスを入れていると、取り出すまでにいくつもの動作が必要になります。
収納ボックスあり:4ステップ
1.棚の扉を開ける
2.収納ボックスを引き出す
3.フタを開ける
4.ものを取り出す
ちょっとしたものを取り出すだけで、4ステップ。
毎日のことなので、このひと手間が小さなストレスになっていました。
一方、収納グッズを使わない場合は、
収納ボックスなし:2ステップ
1.棚を開ける
2.ものを取り出す
たった2ステップで完了です。
どこに何があるかが一目でわかるので、探す手間も減ります。
どうしても棚の中をすっきり見せたいときは、フタのない、背の低い収納を選ぶのがコツ。
中身がパッと見えることが大切です。

収納グッズを減らすメリット② 出費を減らせる

収納グッズは、ひとつひとつが手頃でも、数をそろえるとまとまった出費になります。
「同じシリーズで統一したい」とセットで揃えようとすると、数千円〜数万円かかることも珍しくありません。
収納グッズを買わなければ、その分の費用が浮きます。
大きな衣装ケースやラックは、サイズや自治体のルールによって、処分費用がかかる場合があります。
購入前に本当に必要か、置く場所があるかを考えることも大切です。
また、中身が見えない収納グッズでは、持っているものを忘れてしまうことがあります。

我が家では、夫が同じ書籍を2冊買ってきてしまったことがありました。
何をどれだけ持っているか分かる状態にしておくと、買い物の前に確認しやすくなります。
収納グッズを減らすメリット③ 探し物や掃除にかかる時間を減らせる

収納グッズを減らす前に、まずは中に入っているものを見直しました。
使っていないものを整理すると、収納する量も減り、必要なものを見つけやすくなりました。
探し物に使う時間ほど、もったいないものはありません。
ものと収納グッズの両方が減ると、掃除のために動かす手間や、ホコリを拭く手間も減ります。
そしてものが減ると、必要なものと不要なものの判断が早くなるのです。
持ち物を見直していくと、自分がよく使うものや、使わないものが分かってきます。
買い物のときも「本当に必要?」「今あるもので足りない?」と考えやすくなりました。
「残したいものを選んで暮らす」感覚が、自然と身についていきます。
収納グッズを減らすメリット④ 部屋が広く使える

収納グッズが減ると、純粋に部屋が広く使えるようになります。
収納グッズ自体が場所を取っているという視点は、意外と忘れがちです。
床に置いてある衣装ケースやラックがなくなると、それだけで部屋の印象は大きく変わります。
「同じ部屋なのに、こんなに広かったんだ」と驚くほど、見える面積が増えるのです。
防災の観点からも、衣装ケースを高く積み上げるのはおすすめできません。
地震のとき、倒れて避難経路を塞いだり、家具を壊したりするリスクがあります。
収納を買い足す前に、中身を見直してみましょう。
今ある棚やクローゼットに収まれば、新しい収納を置かずに済みます。
まとめ:収納グッズを減らして、片付けやすい暮らしに
収納グッズを減らして感じたメリットは、次の4つです。
✔ ものが取り出しやすくなる
✔ 出費を減らせる
✔ 探し物や掃除にかかる時間を減らせる
✔ 部屋が広く使える
収納グッズはものをひとまとめにできますが、増やせば片付けやすくなるとは限りません。
片付けるための収納グッズが、ものを増やす原因になっている。
私が整理収納をしていく中で実感した大きな気づきでした。
「しまう場所を増やす」より「持ちすぎない環境を作る」ほうが、暮らしはずっと軽やかになります。
クローゼットや棚の中に、使われていない収納グッズが眠っていないでしょうか。
ひとつ手放してみるだけで、片付けの感覚が変わるかもしれません。
見た目を整えるだけでなく、片付けやすさも意識してみてください。


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