「片付けたいけど、捨てるのに抵抗がある」
「思い入れがあって、なかなか手放せない」
「捨てるくらいなら、まだ取っておこう」
片付けに挑戦しようとすると、必ず立ちはだかるのが「捨てられない」の壁です。
でも実は、ものを減らす方法は「捨てる」だけではありません。捨てなくても、ものを減らす方法はたくさんあるのです。
今回は、私が実際にやってみて効果のあった、9つの手放し方をご紹介します。「これならできそう」と思えるアイデアがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
メルカリに出品する
私はこれまで、メルカリで250件ほど不用品を販売してきました。
サイズアウトした子ども服、自宅で眠っていた雑貨、使わなくなった家電など。不用品なら何でもかんでも出品するのではなく、ある程度の基準を設けています。
- 状態がいいもの
- 利益が500円以上見込めるもの(自分の時間単価を考える)
- 長期間の保管はしない(売れなければ価格を下げるか、リサイクルなど別の方法に切り替える)
自宅から不用品がなくなることを第一に考えるのがコツです。利益を最優先にすると、売れ残りを抱えてストレスになります。値下げをためらわず、一定期間で循環させるのがポイントです。
ジモティに出品する
家具や家電など、発送費がかさむ大型のものは、ジモティが便利です。
受け渡し場所を指定できるので、自分の都合に合わせて手放せます。0円出品にすれば反応も早く、粗大ゴミの処分費用と手間を同時に節約できます。
「お金になるかどうか」より「早く家から出すこと」を優先したいときに、特に向いています。
自治体の資源回収を活用する
意外と知られていないのが、紙袋やプラスチック製品の資源回収です。
紙袋を可燃ゴミに出してしまっていないでしょうか。紙袋は資源ゴミとしてリサイクルに出せば、再生紙として生まれ変わります。プラスチック製品も同じです。
「紙」「プラ」のマークがついているものは、リサイクル対象。お住まいの自治体のルールを確認してみてください。
自治体によっては、月1〜2回の不用品回収を実施しているところもあります。古着、布類、靴、鍋など、対象が幅広いことも。「自治体名 リサイクル回収」で検索すると、地域の情報が出てきます。
資源回収を意識するだけで、ゴミの量は格段に減ります。

リサイクルショップにまとめて出す
ものの量が多いときは、リサイクルショップが効率的です。
金額は高額になりにくいですが、一度でまとめて手放せるので、時間単価で考えるとお得です。1点ずつメルカリに出す手間と比べると、家の中の不用品が一気に片付きます。
「片付けの勢いを止めたくない」ときに、特におすすめの方法です。
店舗の回収ボックスを使う
最近は、店舗で不用品を回収してくれるサービスが増えています。代表的なものをいくつかご紹介します。
衣料品の回収
ユニクロ、無印良品、H&M、GLOBAL WORKなど、多くのアパレル店舗で衣料品の回収ボックスが設置されています。ユニクロではGU・PLSTの商品も対象。無印良品は持参するとポイントがもらえる仕組みもあります。
ZOZOTOWNの買い替え割
ZOZOTOWNで購入した商品をリサイクルに出すと、次回使えるZOZOポイントがもらえます。買取価格は高くありませんが、フリマアプリより手軽です。
おもちゃの回収
マクドナルドでは、ハッピーセットのおもちゃ回収ボックスを設置しています。回収されたおもちゃは、店内トレイとして再利用されています。
食品の寄付
ファミリーマートでは「ファミマフードドライブ」として、未開封の食品を受け付けています。地域の食支援と食品ロス削減につながる取り組みです。
ステンレスボトル
タイガー魔法瓶では、使用済みステンレスボトルの回収ボックスを全国に設置しています。
詳しくは各社の公式サイトで、最新の情報を確認してみてください。
人に譲る
知り合いに譲るのも、ひとつの方法です。
ただし、相手が本当に望んでいるかを確認することが大切。「自分がいらないものを押し付ける」形になっていないか、立ち止まって考えます。
譲るときの基準にしているのは、
- 状態がいいものであること
- 事前に写真を見せて、相手に確認する
- 納得した上で渡す
これだけで、お互いに気持ちのいいやりとりになります。
積極的に使い切る
文房具や日用品など、捨てるにはもったいないけれど、減らしたいもの。これらは意識的に使い切ることで減らせます。
たとえば、たくさんあるマスキングテープやメッセージカード。メルカリ発送時の梱包やメッセージに使うと、在庫が減って、しかも受け取った相手にもちょっとしたうれしさを届けられます。
「使う場面がない」のではなく、「使う場面を作っていないだけ」かもしれません。
自宅前に「ご自由にどうぞ」コーナーを作る
我が家で実際にやってみたのが、自宅前に小さな箱を置いて「ご自由にどうぞ」と書いておく方法。
思いのほか、たくさんの方が持っていってくれました。本や雑貨など、捨てるには気が引けるけれど、手放したいものに向いています。
ただし、地域によってはルールでNGの場合もあるので、実践する前にお住まいのエリアの状況を確認してください。
使い切る前提で買い物の基準を変える
最後は、減らす方法というより増やさない方法です。
「セールだから」「お得だから」と多めに買うのを、やめてみる。1個買ったら1個使い切ってから次を買う、という1 in 1 outのルールを意識する。
入口を絞ると、出口で悩むことも自然と減っていきます。
まとめ
ものを減らす方法を、9つご紹介しました。
- メルカリに出品する
- ジモティに出品する
- 自治体の資源回収を活用する
- リサイクルショップにまとめて出す
- 店舗の回収ボックスを使う
- 人に譲る
- 積極的に使い切る
- 「ご自由にどうぞ」コーナーを作る
- 買い物の基準を変える
「捨てる」か「捨てない」の二択ではありません。自分が納得できる方法で手放すことが、片付けを続けるコツです。
ものを循環させる手段は、思っているよりたくさんあります。罪悪感を感じる必要はありません。「次の誰かに使ってもらう」「資源として活かす」と思えば、手放す気持ちも少し軽くなります。
ゆっくりでも確実に、暮らしは整っていきます。


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