「きちんと収納しているはずなのに、なぜか片付かない」
「片付けているのに、ものが減らない」
「探し物ばかりしている気がする」
こんな風に感じたことはありませんか?
以前の私も、まさにそうでした。すっきりした部屋にあこがれて、衣装ケースやファイルボックスを統一して棚にきっちり並べていたのに、なぜか暮らしはごちゃごちゃのまま……
実は、片付かない原因は収納グッズかもしれません。
収納グッズそのものを減らしてみると、片付けやすさが一気に変わったのです。
今回は、私が収納グッズをあえて減らすことで得られたメリットを4つご紹介します。
取り出す効率が上がる
棚の中に収納グッズがびっしり並んでいる状態を、想像してみてください。
一見、整って見えます。でも、実際にものを取り出すまでにはこんなステップが必要になります。
- 棚を開ける
- 収納グッズを開ける
- 中身を確認する
- ものを取り出す
ちょっとしたものを取り出すだけで、4ステップ。これが毎日の小さなストレスになります。
一方、収納グッズを使わない場合は、
- 棚を開ける
- ものを取り出す
たった2ステップで完了です。どこに何があるかが一目でわかるので、探す手間も減ります。
どうしても棚の中をすっきり見せたいときは、フタのない、背の低い収納を選ぶのがコツ。中身がパッと見えることが大切です。
お金が増える
収納グッズって、そろえるとそれなりにお値段がするものです。
「同じシリーズで統一したい」とセットで揃えようとすると、数千円〜数万円かかることも珍しくありません。買わなければ、その分のお金がそのまま残ります。
それだけではありません。大きな収納グッズは、手放すときに粗大ゴミとなり、処分費用がかかります。買うときと捨てるときの、二重の出費を防げるのです。
さらに見落とされがちなのが、しまい込みによるダブり買い。収納の奥にしまったものを忘れて、同じものを買ってしまう。我が家でも、夫が同じ書籍を2冊買ってきたことがありました。
収納グッズを減らして「ものを持ちすぎない」状態を保つと、こうした無駄な出費も自然と減っていきます。
時間が増える
収納グッズが減る=そもそも持っているものの量が減る、ということ。
ものの総量が減るほど、掃除や管理にかかる時間も減ります。探し物に使う時間ほど、もったいないものはありません。
そしてもうひとつ、大切な変化があります。ものが減ると、必要なものと不要なものの判断が早くなるのです。
「これは要る、これは要らない」を即決できるようになると、買い物のときも迷いません。「残したいものを選んで暮らす」感覚が、自然と身についていきます。
部屋が広く使える
収納グッズが減ると、純粋に部屋が広く使えるようになります。
収納グッズ自体が場所を取っているという視点は、意外と忘れがち。床に置いてある衣装ケースやラックがなくなると、それだけで部屋の印象は大きく変わります。
「同じ部屋なのに、こんなに広かったんだ」と驚くほど、見える面積が増えるのです。
防災の観点からも、衣装ケースを高く積み上げるのはおすすめできません。地震のとき、倒れて避難経路を塞いだり、家具を壊したりするリスクがあります。
部屋に空間ができれば、思いがけない選択肢も生まれます。たとえば、今より狭い物件に引っ越すことができるかもしれません。家賃の負担が下がれば、固定費の削減にもつながります。
まとめ
収納グッズを減らすメリット、4つをご紹介しました。
- 取り出す効率が上がる
- お金が増える
- 時間が増える
- 部屋が広く使える
片付けるための収納グッズが、ものを増やす原因になっている。これは、整理収納をしていく中で実感した大きな気づきでした。
「しまう場所を増やす」より「持ちすぎない環境を作る」ほうが、暮らしはずっと軽やかになります。
クローゼットの奥や押し入れの上に、使っていない収納グッズが眠っていないでしょうか。ひとつ手放してみるだけで、片付けの感覚が変わるかもしれません。
ちょっとした一歩が、毎日をラクにしてくれます。


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